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幼児のそけいヘルニア手術について [健康]

ようやく、1歳5か月になる息子のそけいヘルニアの手術の日がきました。
ほんと、この日が来るまで大変でした。

カントンといって、下腹部に腸がはまり込み、6時間以内に手術しないと壊死し
かなり難しい手術になるそうです。

で、カントンぽっく手術2日前になり、緊急で病院へ連れて行き、点滴で麻酔して
外科の先生の手で押して戻してもらい、なんとか普通にもどりました。


で、2日後の手術を迎え、いつもどおり子供は大泣き。
親としては、非常につらい時です。
でも、息子が健康になるため、私もこらえて息子を励ましました。


そして、なんとか点滴or全身麻酔用の入口を確保して、妻と息子が手術室に入っていきました。

手術は1時間程度で終わり、無事成功しました。


そけいヘルニアの手術は、簡単な手術といわれていますが、幼児にとってはかなりきついと思います。
実際、おわったあとは点滴し、息子も妻もぐったりしていました。


最近は、傷口を糸で縫わないそうです。跡ものこらないのかな?ま、1cmくらいですしね。


日帰り手術で、夕方には家にもどり、息子は思ったより元気でヨーグルトなどを食べてから
眠たくなったのか、早めの就寝。

翌日からは、元気いっぱいの姿で、親としては手術してほんとよかったと感じています。


そけいヘルニアは、男の子に多い病気です。通常、1歳くらいまでに自然治癒しなければ
手術しかないそうです。私も、息子がちょうど1歳のころそけいヘルニアと気づき病院に連れて
いきましたが、もしかしたら自然治癒するかも??ってずっと思っていましたが甘かったです。


結果として、半年後にそけいヘルニアが悪化して、大変な思いをしました。
なによりも、息子が苦しかったことを考えると、早期に手術をさせてあげるべきでした。

ですので、この記事をみているそけいヘルニアのお子様をお持ちの方は、
すぐにでも、外科に行って相談してください。



カントンになれば、腸が壊死する可能性が高くなります。
カントン状態になれば、痛いので大泣きするといいますが、実際には泣かない子もいます。


手で出ている部分を押して、もどらなければカントン状態かもしれません。
すぐ、救急で病院へ行ってください。


それから、こどもがおう吐した場合は、すぐに救急車を呼んでください。
カントン状態であることは間違いないそうです。

うちのこは、おう吐しましたが、そういった知識がなかったので、救急を呼ぶことをしませんでした。
結果的には、寝てからもどったので非常に幸運であると先生に言われました。
息子にはほんと、つらい思いをさせてしまった今回のできごとでした。


私が感じるところでは、成長期であるためにそけいヘルニアが急に悪化したのでは?と思います。


話の順序がばらばらになりましたが、そけいヘルニアは1歳を超えるとなおりません。
そして、急に悪化します。予兆はお風呂に入るでる、たま袋付近にです。

そして、前かがみに歩いている時、下腹部を気にしている時などに、ぽっこりと出ていると思います。


こういいた予兆がある子どもはすぐ外科にいったほうがいいです。


子どもは笑顔と健康が一番ですからね!




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えみまま

はじめまして。
私は5歳の女の子の母です。
娘が、そけいヘルニアと診断されたのが約1年前です。
個人病院で下腹部がふくらんでいることを話すと「そけいヘルニアじゃないかな?」との簡単な診察でした。
「“カントン”じゃないから、急がなくてもいいし、しばらく様子をみたら?」
という医師の言葉を信じ、ほったらかしのまま、半年くらいが過ぎました。
インターネットで“そけいヘルニア”のことを調べ、初めて、ほっておくと大変なことになる。と言うことがわかり、総合病院へ“紹介状”を書いてもらい、診察に行きました。
すると、下腹部を一瞬見ただけの総合病院の医師は「手術やなぁ~、来月手術の日程を決めるから、来週もう1回来てよ~」と簡単に診察が終わり、昨日、手術日の日程を聞きに行ってきました。
「2月19日でいいかな?よかったら、入院の説明を看護士さんに聞いてよ~」と、一言で終わり。だったので、私から、「どの様な手術をする。とか、麻酔は全身麻酔です。とかの説明は無いのですか?」と尋ねると、医師は「手術の前日に説明するんやけどな~。簡単に今話す?」と言われ、「お願いします。」と答えました。本当に簡単な説明(ここが、出てるから、ここを縛って切除する。など)を受けたあと、入院に関しての説明を看護士さんから受けました。
私自身大きな病気にかかったこともなく、入院は出産の時だけなので、入院に関しての知識もなく、しかも、総合病院は初めて行ったのに、入院の説明も看護婦さんが早口で淡々と話すので、「???」の箇所が沢山あり、聞き返すと、「(怒り口調で)だから、ヘルニアの場合、育成医療(たしかこんな言葉だったと思います)がきくから、使うか、どうするか?」みたいなことを言われ、「乳幼児医療は使えないのですか?」と聞くと、「(またまた怒り口調で、しかも早口に)使えるけど、どっちにするか決めてよ。どっちもタダになるから変わらんから。」みたいなことを言われ、入院前の検査日を決められ、「検査はここにいって、あっちに行って、ここに行く。わかった?」とすごく上から口調で話は終わりました。
手術に関して、もっと詳しく話して欲しかったのですが、手術の説明は、前日もしくは手術の直前でないと話してくれないものなのでしょうか?
私の娘の場合特に今痛いわけでもないのに、手術をする。と決まってしまって、とまどいもたくさんあります。(手術をしないと治らないのもわかっていますが・・・)
手術前の説明って凄く大事だと思うのですが、経験者の意見(?)を聞きたいな~。と思い、コメントさせていただきました。
長々と書いてしまいスミマセンm(_ _)m

by えみまま (2009-01-22 10:20) 

goho2

えみままさん

はじめまして。コメントの書き込みありがとうございます。


>「“カントン”じゃないから、急がなくてもいいし、しばらく様子をみたら?」

問題は、下腹部が膨れる頻度です。
当初、うちの子は1週間に1回くらいだったかな。

そのうち、1週間に2回、3回・・・日を追うごとに下腹部が膨れる回数が
多くなりました。

それで、少し痛がるようになっていったのです。


危険な兆候は、下腹部が膨れて時に、嘔吐する状況です。
その時、下腹部が固くなり、押しても戻らないカントン状態になって
いるはずです。(経験済み)
嘔吐しなくても、押して戻らなけれ救急車で病院へ行きましょうね。



>医師は「手術の前日に説明するんやけどな~。簡単に今話す?」

医者ではありませんが、そんなことはないと思います。
病気がどのようなもであるか?

これをちゃんと理解できなければ、安心して手術なんて受けられません。
ましてや、まだ小さな子供です。

外科医にとってそけいヘルニアの手術は初歩的な手術ですが、
私たちからすれば、小さな子の体に全身麻酔をして、メスを入れて
体に切るのですから、身を引き裂かれる想いです。

それを理解できない医者、看護師は最低ですね。
私なら、その病院へは絶対行かないです!!!


>乳幼児医療は使えないのですか?
使えると思います。うちの子は乳幼児受給券で日帰り入院で
支払は合計200円でした。風邪で病院へ行った時の金額と同じです。

育成医療の場合、ベット代とかに適用されないの支払金額が高く
なるみたいですよ。


育成医療のことは保健所で聞いたらいいと思います。
私なら、病院へ電話して詳しく金額を聞くかな。


>手術の説明は、前日もしくは手術の直前でないと話してくれないものなのでしょうか?

そんなこと無いですよ。
一般的に考えて、病状がどのようなものであるかを聞いて、
どのような手術をして、術後どうなるか、、など一連の説明するのが
普通だと思います。

それは、外科の手術に限らず、風邪のとき、歯が痛くて歯医者に
行った時・・・なんでもそうだと思いますよ。


>私の娘の場合特に今痛いわけでもないのに、手術をする。と決まってしまって、とまどいもたくさんあります。(手術をしないと治らないのもわかっていますが・・・)

難しいところですね。私なら別の医者の意見を聞くかな。
痛くなくても「腫れ具合」にもよるでしょうね。

あまりにも大きく腫れているようであったり、頻繁に腫れの症状が
出るようですと、私なら手術すると思います。
もちろん、別の総合病院でですけどね。


手術前は本当に大変でした。
うちの子の場合、手術の予定日の前に何度も下腹部がはまり込み
痛い想いをさせてしまいました。

もっと、早く親である私が手術をすると早期に決断しておくべきだったと。
もしかしたら、手術しなくても治るかも?そんな期待もありまして。

結局は、手術になりましたが、今では元気いっぱいに育っています。
ですが、そけいヘルニアには再発の恐れもあるそうです。

右が腫れてて手術して、その後右側が腫れてしまうと
また手術が必要になります。


手術では、オペには、妻と子が一緒に行きました。
そして、全身麻酔が効くと、妻が外へ出て待機という形でした。


いずれにしましても、別の病院でも話を聞いてみてはいかがでしょうか?
もっと信頼できる医者はいると思いますよ。





























by goho2 (2009-01-22 23:56) 

noopi

今頃この記事にコメント?と思われるかもしれませんが・・・。

1歳10ヶ月。息子がソケイヘルニアで。
自然治癒もあるという診察の時の言葉を信じ、半年様子を見ていましたが。

昨日、ちょっとお風呂でこけて、ぶってはないんだけど、怖さで縮んで、そのあと時々痛そうで。

今朝、5時に痛いって泣いたので、今日は会社を休み、病院にいこうと思って、ネットでヘルニアを検索したら、ココにたどり着き、やっぱり自然治癒を待つのはやめようって決心しました。

まだ、お風呂に入ったときと、お熱の時しかわからないほどですが、治ってきている様子も無く、迷っていたので、本当に背中を押してもらった気分です。

ありがとうございました。
by noopi (2009-11-27 08:03) 

goho2

noopiさん

こんにちは。
同じ子を持つ親としてお役に立てて嬉しいです。

子供の苦しむ姿は
胸に突き刺さります。

まだ、お子様の症状が軽度かもしれませんが
ご決断されたことに拍手です。


ソケイヘルニアでハマり込めば
相当な苦しむ姿を見ることになります。
この場合は、即救急車ですよ。


押して戻らないときです。
そして、固いです。


初めての手術になるんでしょうか・・
全身麻酔の事とかで心労が絶えないと思いますが
頑張ってください!

私の息子も今では3歳になりました。
術後は、もう元気いっぱいです。
そけいヘルニアの再発もなく、
傷口もあんまり目立たなくなってきましたよ。

手術に向けて、がんばって!





by goho2 (2009-11-27 13:52) 

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